Architecture

Ontology で捉えた現実の条件と関係を、Atlas が文脈として構造化し、Path Engine が行動の候補と順序に組み立てます。どちらも共通基盤として開発中で、初期 Core の試作段階です。

Ontology

Method / 設計方法

扱う対象を定義し、対象どうしの関係、対象がとりうる状態、守るべき制約を設計する方法です。現実の何を捉え、何と何をつなぐかを、技術を選ぶ前に決めます。Atlas は、この設計に基づいて文脈を持ちます。

概念例(実装済み機能の紹介ではありません)

「人」「目的」「使える時間」「行動」「行動の所要時間」「前提条件」を対象として定義し、「人は目的を持つ」「行動には所要時間と前提条件がある」「使える時間の中で、前提条件を満たした行動から順に選べる」という関係として結びます。こう設計しておくと、使える時間が変わったときに、選べる行動と順序がどう変わるかを扱えるようになります。

Atlas

Context Middleware

Ontology に基づき、意思決定に必要な文脈を構造化する。

  • つながりとして持つ

    人、組織、目的、現在地、制約、関係、証拠、結果を、つながりとして扱います。

  • 出典を残す

    それぞれの情報がどこから来たのかを、あとから辿れるようにします。

  • 利用範囲を記述する

    情報ごとに、誰の目的のために、どこまで使ってよいかを記述し、文脈を取り出すときに反映する設計です。実際のシステムでの認証・認可は、これとは別に、各アプリの側で成立させる必要があります。

Path Engine

Path / Decision Middleware

文脈と目的・制約から、行動の候補と順序を組み立てる。

  • 入力

    Current State / Goal / Constraints / Context

  • 出力

    Candidate Path / Step / Checkpoint / Next Action

  • 候補を返す

    一つの正解ではなく、その条件の中で辿れる複数の候補を返すことを目指しています。

目指している流れ(構想)

Context → Path → Action → Outcome

REAL WORLD

ContextAtlas現在地・目的・制約・関係・根拠
PathPath Engine辿れる候補と順序
ActionProducts選んだ経路を実行する
Outcome↩ Atlas結果を記録し、次の文脈に戻して再計画する

選ばれた経路と結果を記録し、次の文脈として戻して再計画する流れを目指しています。この流れはまだ実装されていません。

Development status

開発状況

構想
Ontology で設計した文脈を Atlas が持ち、Path Engine が候補と順序を組み立て、結果を次の文脈に戻して再計画する。上の流れが、目指している全体像です。
初期 Core で確認したこと
文脈・制約・候補・確認点を表す基本の型と、条件から候補を組み立てる規則を試作し、合成データで動くことを確かめました。実際のアプリのデータでは、まだ確かめていません。
今後の接続計画
まず Pathport の既存ロジックを接続して検証し、その後 Techleap で、異なる領域でも同じ構造を再利用できるかを検証します。
まだ実現していないこと
  • Pathport・Techleap など各プロダクトへの接続
  • 結果の保存から再計画までのループ
  • 外部への Middleware 提供
提供
現時点では、独立した Middleware 製品として提供していません。